各部紹介

専門外来のご案内

【禁煙外来のご案内】

1.禁煙を考えている方へ

 「禁煙したいけれど、1人では難しい」、「以前、禁煙したけれど、また吸ってしまった」という方はいませんか?禁煙すると、イライラする、落ち着かない、タバコが吸いたくなる等の離脱症状が現れることがあります。また、「口さみしさをどう紛らわせればよいのか」、「仕事中のストレスをどう解消すればよいのか」等の様々な不安を感じる方もいます。禁煙外来では、医師や看護師等の医療スタッフが禁煙をサポートします。禁煙補助薬を使用することで、禁煙に伴う離脱症状を和らげ、禁煙を続けやすくすることが期待できます。禁煙すると、味覚や嗅覚の改善、咳や痰等の症状の改善、心筋梗塞、脳卒中等の病気になるリスクの低下等の様々な健康上のメリットが期待できます。また、タバコ代の節約にもつながります。
 「禁煙したい」と思ったら、ぜひ当院の禁煙外来にご相談ください。

【禁煙外来のポイント】

 ●12週間で計5回の禁煙治療を行います。
 ●医師や看護師などの医療スタッフが禁煙をサポートします。
 ●禁煙補助薬「チャンピックス」を使用します。
 ●健康保険を利用できる場合があります(※)。
 ●標準的な治療の場合、自己負担額は約13,000円(3割負担の場合)です。

 ※ 健康保険の適用には一定の条件があります。
  詳しくは「3 健康保険が適用される条件」をご確認ください。


2.禁煙補助薬「チャンピックス」

 かみいち総合病院では、禁煙補助薬「チャンピックス」を使用した禁煙治療を行っています。 チャンピックスは、ニコチンが結合する受容体に作用することで、禁煙に伴う離脱症状を和らげるとともに、喫煙による満足感を抑えることで、禁煙をサポートする薬です。
 使用方法や服用期間については、医師が患者さんの状態を確認した上でご説明します。必ず医師又は薬剤師の指示に従って使用してください。

3.健康保険が適用される条件

 次の条件を全て満たし、医師がニコチン依存症の管理が必要と認める場合は、健康保険による禁煙治療を受けることができます。
 ただし、入院中の患者さんは、原則として健康保険による禁煙治療の対象外となります。

(1)直ちに禁煙したいと考えていること。

(2)禁煙治療を受けることを文書により同意していること。

(3)35歳以上の方は、ブリンクマン指数が200以上であること。

ブリンクマン指数とは、1日に喫煙するタバコの本数と喫煙年数を掛け合わせた数値で、喫煙による健康被害のリスクを判断する指標となります。
 なお、加熱式タバコを喫煙する場合の喫煙本数の算定は、種々の形状があることから、次のとおり行います。
●タバコ葉を含むスティックを直接加熱するタイプ…スティック1本を紙巻タバコ1本と換算
●タバコ葉の入ったカプセルやポッドに気体を通過させるタイプ…1箱を紙巻タバコ20本と換算
 例えば、21歳から30歳まで紙巻タバコ喫煙1日15本、31歳から35歳まで紙巻タバコ喫煙1日5本に加え加熱式タバコカプセルタイプ(1箱5カプセル入り)1日2カプセルの場合のブリンクマン指数は 、(15本×10年)+(5本×5年)+(20本×2/5箱×5年)=215 となります。

※ 35歳未満の方は、ブリンクマン指数に係る条件はありません。

(4)ニコチン依存症のスクリーニングテストが5点以上であること。
(ニコチン依存症のスクリーニングテスト)
 次の設問について、「はい」は1点、「いいえ」は0点、質問に該当しない場合は、0点と計算します。

設問
Q1 自分が吸うつもりよりも、ずっと多くタバコを吸ってしまうことがありましたか?
Q2 禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありましたか?
Q3 禁煙や本数を減らそうとしたときに、タバコがほしくてほしくてたまらなくなることがありましたか?
Q4 禁煙したり本数を減らしたときに、次のどれかがありましたか?
※ イライラ、神経質、落ち着かない、集中しにくい、ゆううつ、頭痛、眠気、胃のむかつき、脈が遅い、手の震え、食欲又は体重の増加
Q5 Q4でうかがった症状を消すために、また、タバコを吸い始めることがありましたか?
Q6 重い病気にかかったときに、タバコは良くないと分かっているのに吸うことがありましたか?
Q7 タバコのために自分に健康問題がおきていると分かっていても、吸うことがありましたか?
Q8 タバコのために自分に精神的問題(※)がおきていると分かっていても、吸うことがありましたか?
※ 禁煙や本数を減らしたときに出現する離脱症状(禁断症状)ではなく、喫煙することによって神経質になったり、不安や抑うつ等の症状が出現している状態
Q9 自分はタバコに依存していると感じることがありましたか?
Q10 タバコが吸えないような仕事やつきあいを避けることが何度かありましたか?

[参考文献]川上憲人: TDSスコア. 治療, 88(10): 2491-2497, 2006.

(5)次のいずれかに該当すること。

① 過去に保険診療による禁煙治療を受けていないこと。

② 過去に保険診療による禁煙治療を受けたことがある場合は、前回の初回算定日から1年を超え
  ていること。

4.当院における禁煙治療の流れ

(1)主治医への確認
 現在、医療機関で治療を受けている方は、禁煙外来の受診やチャンピックスの使用について、あらかじめ主治医にご相談ください。

(2)健康保険の適用条件を確認
 「3 健康保険が適用される条件」を参考に、ご自身が保険診療の対象となるかどうかをご確認ください。
 なお、健康保険が適用されない場合でも、禁煙についてご相談いただけます。

(3)健診センターで相談予約
 「~かみいち総合病院健診センター 禁煙外来受診を希望される方へ~」の必要事項をご記入の上、健診センターへお持ちください(受付日時:平日 13時~16時)。
 その際に、禁煙に向けた事前相談の日時をご予約いただきます。
 後日、担当者(看護師等)から電話又はメールでご連絡します。
 ※ 予約受付時に禁煙相談を行うことはできませんのでご了承ください。

(4)禁煙に向けた事前相談
 現在の喫煙状況、禁煙に対する考え、これまでの禁煙経験等を確認します。
 その上で、患者さん一人ひとりに合わせた禁煙方法や禁煙中に困りやすい場面への対策を一緒に考えます。
 ご希望により、電話又は面談で行います。

(5)禁煙外来の予約及び受診
 禁煙外来を予約し、受診します。
 標準的な禁煙治療は、12週間で計5回行います。初回診察で医師と相談しながら禁煙開始日を決定し、その後、初回診察から2週間後、4週間後、8週間後、12週間後に再診します。
<禁煙外来実施日>※完全予約制

場所 曜日 受付時間
  かみいち総合病院
  健診センター
月曜日(平日) 14:30
15:00
木曜日(平日) 15:30
<禁煙外来の主な内容> ※医師の判断により内容に変更がある場合があります。
区分 内容
初回診察 ●喫煙状況、禁煙の準備性、ニコチン依存度テストによる評価結果の確認
●喫煙状況とニコチン摂取量の客観的評価と結果説明(呼気一酸化炭素濃度測定等)
●禁煙開始日の決定
●禁煙に当たっての問題点の把握と助言
●禁煙補助薬の説明
再診
(2週間後)
●喫煙状況や離脱症状に関する問診
●喫煙状況とニコチン摂取量の客観的なモニタリングと結果説明(呼気一酸化炭素濃度測定等)
●禁煙継続に当たっての問題点の把握と助言
●禁煙補助薬の説明
再診
(4週間後)
再診
(8週間後)
再診
(12週間後)
●喫煙状況や離脱症状に関する問診
●喫煙状況とニコチン摂取量の客観的なモニタリングと結果説明(呼気一酸化炭素濃度測定等)
●禁煙継続に当たっての問題点の把握と助言

5.自己負担額

 禁煙治療に要する費用(自己負担額・12週間分)の目安は、標準的な治療を行った場合で約13,000円(3割負担の場合)となります。
 実際の自己負担額は、受診内容、処方内容、受診日、他科の受診状況等によって異なる場合があります。
 一方、1箱500円のタバコを1日1箱吸う場合は、12週間で42,000円のタバコ代がかかります。

6.担当医

 小橋 親晃 (内科) 

7.お問合せ・予約先

<かみいち総合病院 健診センター>
〒930-0391 富山県中新川郡上市町法音寺51番地
TEL : 076-472-5136(直通)※ 対応日時 : 平日の13時~16時
FAX : 076-472-1213
メール : kensin@kamiichi-hosp.jp 

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