年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 23 | 4 | 19 | 47 | 60 | 97 | 237 | 450 | 536 | 199 |
60歳以上の患者で、全体の85%を占めており、70歳代で27%、80歳代で32%となっている。
10歳未満では、新生児黄疸に対する光線療法の症例が多い。
10歳代、20歳代では、骨折や感染症が多く、30歳代・40歳代では産婦人科系疾患や尿路疾患などが多い。
50歳代からは虚血性心疾患、糖尿病などの生活習慣病、骨粗鬆症による骨折が多くなり、60歳代では腎不全が、70歳代では肺炎が多い。
80歳代では、肺炎や心不全と並び、骨粗鬆症に伴う大腿骨近位部骨折が多い。また、癌患者も他の年齢層に比べて多い。
■内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院 日数 (自院) |
平均 在院 日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
040081xx99x00x | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | 74 | 32.69 | 21.69 | 17.57 | 87.31 |
040080x099x0xx | 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし | 70 | 15.44 | 14.34 | 0.00 | 78.83 |
180010x0xxx0xx | 敗血症(1歳以上) 手術・処置等2なし | 47 | 24.72 | 18.99 | 6.38 | 77.72 |
内科では誤嚥性肺炎の患者さんが最も多く、平均年齢は約87歳であり、重症例も多いため、4週間以上の入院となることがある。 療養施設への転院は、13名(18%)であった。
次いで肺炎が多く、平均年齢は約79歳で、約2週間での退院が多く、自宅退院がほとんどであった。
3番目に多いのは肺炎や腎盂腎炎など生体のある部分からの血液で細菌感染する敗血症で、高齢の患者さんが多い。
全体を見ると感染症では重症例も多く、平均在院日数が長くなる傾向にある。また、糖尿病を基礎疾患に有している症例も多く、糖尿病専門医による血糖管理を同時に行っている。
■整形外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院 日数 (自院) |
平均 在院 日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
070370xx99xxxx | 脊椎骨粗鬆症 手術なし | 85 | 37.00 | 24.28 | 1.18 | 83.29 |
070370xx97xxxx | 脊椎骨粗鬆症 手術あり | 55 | 49.11 | 28.687 | 0.006 | 83.64 |
160620xx01xxxx | 肘、膝の外傷(スポーツ障害等を含む) 腱縫合術等 | 22 | 5.18 | 11.98 | 0.00 | 65.641 |
整形外科では、脊椎骨粗鬆症が一番多く、必要に応じて手術を行っている。
3番目に肘、腱縫合術等を伴う膝の外傷を取り扱っている。
■眼科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院 日数 (自院) |
平均 在院 日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
020220xx99xxxx | 緑内障 手術なし | ー | ー | 3.58 | ー | ー |
眼科の入院で最も多いのは白内障手術で、年間218件の手術を行っているが、DPC対象症例ではないため、上表には出てきていません。
次に多いのが失明に繋がる緑内障であり、可能な限り視力を失わないよう努めている。
■産婦人科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院 日数 (自院) |
平均 在院 日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
140010x199x00x | 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | 20 | 2.40 | 6.17 | 10.00 | 0.00 |
120180xx01xxxx | 胎児及び胎児付属物の異常 子宮全摘術等 | 10 | 9.80 | 9.94 | 0.00 | 33.00 |
120060xx01xxxx | 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 | ー | ー | 10.18 | ー | ー |
1番目に多い症例は、当院で出生した新生児に係る障害で産婦人科で対応しているが、専門的な治療が必要な場合は小児科医と連携して治療を行っている。
DPCにおいて、最も多い症例は、当院で出生した新生児に係る障害(軽度の黄疸)となっており産婦人科で対応している。
2番目に多い胎児及び胎児付属物の異常では、必要に応じて子宮全摘術等の手術に対応している。
3番目に多い子宮筋腫の良性腫瘍は、可能な限り子宮を残す手術を行っている。
■血管外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院 日数 (自院) |
平均 在院 日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
050180xx97xx0x | 静脈・リンパ管疾患 その他の手術あり 副傷病なし | 58 | 4.24 | 3.46 | 0.00 | 61.05 |
070520xx99xxxx | リンパ節、リンパ管の疾患 手術なし | 10 | 12.50 | 8.61 | 0.00 | 73.90 |
080011xx99xxxx | 急性膿皮症 手術なし | ー | ー | 11.97 | ー | ー |
入院患者は、静脈瘤とリンパ浮腫の患者が主体である。
静脈瘤治療は、その症状の進行した方及び希望される方については、入院で手術治療を行っている。
平成27年度においては、入院治療35%、外来手術56%、外来単独硬化療法9%である。
リンパ浮腫は、癌術後の方が多く、短期入院にて複合的理学療法を実施し、退院後のセルフ治療へ繋いでいる。
■外科・胃腸科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院 日数 (自院) |
平均 在院 日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
060035xx99x50x | 結腸(虫垂を含む)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等25あり 副傷病なし | 24 | 3.29 | 4.53 | 0.00 | 69.42 |
060210xx9910xx | ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし | ー | ー | 13.80 | ー | ー |
060035xx0100xx | 結腸(虫垂を含む)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし | ー | ー | 17.41 | ー | ー |
結腸悪性腫瘍については、化学療法が主です。件数は少ないですが、切除術もあります。
2番目に多いのは、腸閉塞で過去に消化器等の手術をした方が、発症されるケースが多いようです。
■神経精神科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院 日数 (自院) |
平均 在院 日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
010230xx99x00x | てんかん 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | ー | ー | 7.03 | ー | ー |
050170xx99001x | 閉塞性動脈疾患 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病あり | ー | ー | 18.90 | ー | ー |
170040xxxxxxxx | 気分[感情]障害 | ー | ー | 21.79 | ー | ー |
神経精神科については、DPC対象症例ではないが、転科した場合、DPC対象症例になる場合がある。
■耳鼻咽喉科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院 日数 (自院) |
平均 在院 日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
030428xxxxxxxx | 突発性難聴 | 14 | 13.79 | 9.60 | 0.00 | 65.57 |
030240xx99xxxx | 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし | ー | ー | 5.53 | ー | ー |
030400xx99xxxx | 前庭機能障害 手術なし | ー | ー | 5.31 | ー | ー |
1番多いのは、突発性難聴に対する薬物治療が主である。
2番目は、咽頭喉頭炎が悪化した場合に入院治療を行っている。
■脳神経外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院 日数 (自院) |
平均 在院 日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
010060x099030x | 脳梗塞(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等23あり 副傷病なし | ー | ー | 18.08 | ー | ー |
010050xx02x00x | 非外傷性硬膜下血腫 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等 手術・処置等2なし 副傷病なし | ー | ー | 11.91 | ー | ー |
010060x099000x | 脳梗塞(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | ー | ー | 15.80 | ー | ー |
上記の脳梗塞の症例は、当院外来からの入院症例である。
その他、脳血管障害の30~40症例が、急性期病院から当院の回復期リハビリテーション病棟に転入院して、治療を受けている。
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | ー | ー | ー | ー | ー | 10 | 1 | 7 |
大腸癌 | ー | ー | ー | 16 | ー | 12 | 1 | 7 |
乳癌 | ー | ー | ー | ー | ー | ー | 1 | 7 |
肺癌 | ー | ー | ー | ー | ー | ー | 1 | 7 |
肝癌 | ー | ー | ー | ー | ー | ー | 1 | 7 |
※1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
胃癌は、主に早期の癌に対しては、内視鏡手術を行っている。
消化器・一般外科で、5大癌のうち大腸・直腸癌に対応しており、開腹手術や手術後の抗癌剤治療を取り組んでいる。
乳癌の手術は、当院の健診センターで実施しているレディース健診で発見されるものが多い。
早期に発見される症例が増えた結果、StageⅠ~Ⅲでほとんどを占めている。
患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | |
---|---|---|---|
重症度 0 | 13 | 13.38 | 61.08 |
重症度 1 | 15 | 19.27 | 83.60 |
重症度 2 | 14 | 21.79 | 85.86 |
重症度 3 | ー | ー | ー |
重症度 4 | ー | ー | ー |
重症度 5 | ー | ー | ー |
不明 | ー | ー | ー |
患者数では、重症度0、1、2の患者数がほぼ同数で多く、重症度3で前者の約半数であった。
年齢では、重症度0が平均年齢約61歳と比較的若く、重症度1以上では、平均年齢が80歳以上であった。
ICD10 | 傷病名 | 発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|---|---|
G45$ | 一過性脳虚血発作及び関連症候群 | 3日以内 | ー | ー | ー | ー |
その他 | ー | ー | ー | ー | ||
G46$ | 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 | 3日以内 | ー | ー | ー | ー |
その他 | ー | ー | ー | ー | ||
I63$ | 脳梗塞 | 3日以内 | 27 | 50.70 | 83.11 | 11.76 |
その他 | ー | ー | ー | ー | ||
I65$ | 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの | 3日以内 | ー | ー | ー | ー |
その他 | ー | ー | ー | ー | ||
I66$ | 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの | 3日以内 | ー | ー | ー | ー |
その他 | ー | ー | ー | ー | ||
I675 | もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> | 3日以内 | ー | ー | ー | ー |
その他 | ー | ー | ー | ー | ||
I679 | 脳血管疾患,詳細不明 | 3日以内 | ー | ー | ー | ー |
その他 | ー | ー | ー | ー |
脳梗塞では、約8割の患者が発症日から3日以内に治療を受けている。
また、脳梗塞治療における、リハビリテーションは、脳梗塞の合併症・後遺症を防ぐために非常に重要である。
脳梗塞治療では、迅速に治療を行うことがその後の患者のADL(日常生活動作)に大きな影響を与える。
また、脳梗塞治療における、リハビリテーションは、脳梗塞の合併症・後遺症を防ぐために非常に重要である。
急性期医療を担う当院では、回復期リハビリテーションを担う回復期病院、維持期の管理を担う介護施設・療養型病院と地域連携診療計画書を使って連携し、総合的な治療管理を行っている。
■内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術 日数 |
平均 術後 日数 |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 27 | 4.57 | 19.11 | 14.29 | 76.43 |
K664 | 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) | 20 | 36.65 | 49.06 | 35.29 | 76.59 |
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) | 12 | 2.00 | 2.64 | 0.00 | 74.43 |
当院は、内視鏡治療の中でも比較的難易度の高い胆管、膵管のステント留置術や結石除去を得意としている。
胃瘻造設については、医療の主流が胃瘻を造らない方向になってきており、数は減少傾向にある。
内視鏡治療は、外来で行う場合が多いが、全身管理が必要な症例などについては、入院で対応をしている。
■整形外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術 日数 |
平均 術後 日数 |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K0461 | 骨折観血的手術(肩甲骨)等 | 39 | 5.31 | 54.67 | 2.56 | 83.05 |
K068-2 | 関節鏡下半月板切除術 | 22 | 0 | 4.18 | 0 | 65.64 |
K0462 | 骨折観血的手術(前腕)等 | 21 | 1.9 | 18.95 | 0 | 67.81 |
高齢化による骨粗鬆症が増加しているため、転倒等で大腿骨を骨折する割合が非常に多くなっている。特に閉経した女性に多くみられ、閉経後のホルモンの影響で骨がもろくなることに起因している。
大腿骨又は下腿骨の骨折に対し、スクリューやプレートを使用して骨癒合をする場合や、股関節の部分を人工物に入れ替える人工骨頭挿入術も対応している。
その他、高齢者に多くみられる半月板のすり減った部分のみを切除する関節鏡下切除を行っている。
■眼科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術 日数 |
平均 術後 日数 |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K2821ロ | 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他) | 148 | 1.00 | 4.71 | 0.00 | 76.87 |
K2822 | 水晶体再建術(眼内レンズを挿入しない場合) | ー | ー | ー | ー | ー |
水晶体再建術は、高齢化に伴い年々件数が増加している。
手術後は、よく見えるようになり、日常生活での満足度が上がる。
■産婦人科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術 日数 |
平均 術後 日数 |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K877 | 子宮筋腫摘出 | ー | ー | ー | ー | ー |
K8982 | 帝王切開術(選択帝王切開) | ー | ー | ー | ー | ー |
K8981 | 帝王切開術(緊急帝王切開) | ー | ー | ー | ー | ー |
子宮筋腫での全摘手術治療を行っている。
分娩に関しては、自然分娩が基本だが、緊急の帝王切開にも対応している。
■血管外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術 日数 |
平均 術後 日数 |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K617-2 | 大伏在静脈抜去術 | 59 | 1.02 | 2.24 | 0.00 | 61.22 |
K6171 | 下肢静脈瘤手術(抜去切除術) | 11 | 0.00 | 1.36 | 0.00 | 61.00 |
K6173 | 下肢静脈瘤手術(高位結紮術) | ー | ー | ー | ー | ー |
静脈瘤は、その病状及び希望により術式を選択している。
入院治療では、全身麻酔(3泊4日)手術が多く選ばれている。
■外科・胃腸科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術 日数 |
平均 術後 日数 |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K6335 | 鼠径ヘルニア手術 | 11 | 1.00 | 7.09 | 0.00 | 69.45 |
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) | ー | ー | ー | ー | ー |
K7193 | 腸閉塞症手術(結腸切除術)(全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術)等 | ー | ー | ー | ー | ー |
成人の男性に多い鼠径ヘルニアの手術が主である。
内科と同じく高齢者に対しては、外来ではなく入院治療で対応している。また、健診によって大腸癌が見つかる場合に手術の治療をしている。
■脳神経外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術 日数 |
平均 術後 日数 |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K164-2 | 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術(穿頭) | ー | ー | ー | ー | ー |
慢性硬膜下血腫や脳室腹腔短絡術の手術を主に行っている。
緊急性のある手術等は、脳神経外科専門医が複数以上常勤している急性期病院へ紹介を行っている。
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | ー | ー |
異なる | ー | ー | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | 18 | 1.08 |
異なる | 34 | 2.03 | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | ー | ー |
異なる | ー | ー | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | ー | ー |
異なる | ー | ー |
細菌性肺炎、腎盂腎炎、胆石を伴う胆管、胆のう炎その他何らかの感染症とみられる症状で入院し、その後、増悪となり重症感染症や敗血症に移行する場合がある。
入院当初から敗血症を来たしている場合もあるが、重症が長引けば血液が凝固してしまい臓器不全に陥る播種性血管凝固に至る場合もある。
免疫力の低下した高齢者には細菌、ウィルス等に気をつける必要があり、術後の創部感染についても同じことがいえる。
《更新履歴 平成28年9月30日》