病院紹介

令和4年度 かみいち総合病院 病院指標


年齢階級別退院患者数

  1. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  2. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  3. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  4. 脳梗塞の患者数等
  5. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  6. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
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年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 16 38 76 220 292 136
60歳以上の患者で全体の93%を占めており、70歳台で28%、80歳台で37%となっている。なお、40歳台では婦人科系疾患が多い。50歳台からは虚血性心疾患、糖尿病などの生活習慣病が多く、60歳台では腎不全、70歳台では肺炎がそれぞれ多い。80歳台では、肺炎や心不全と並び、骨粗鬆症に伴う大腿骨近位骨折が多い。また、80歳台では、がん患者も他の年齢層に比して多い。
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内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 28 31.25 21.11 14.29% 84.89
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 17 46.00 13.61 17.65% 87.47
050130xx9900x0 心不全-手術なし-処置1:なし-処置2:なし-副病:0-他の病院・診療所の病棟からの転院以外 16 14.38 17.54 0.00% 83.75
100330xxxxx00x 栄養障害(その他)-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0 14 44.71 18.16 28.57% 85.21
180010x0xxx0xx 敗血症(1歳以上)-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 10 36.00 19.61 20.00% 83.60
誤嚥性肺炎が28人と最も多く、平均年齢は85歳で、重症化する症例も多いため、平均在院日数は31日と全国平均よりも長くなっている。一番症例数が少ない疾患は敗血症で10人となっており、平均年齢は84歳、平均在院日数は全国平均の20%を16ポイント上回っている。

外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060035xx99x6xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍-手術なし-処置1:0-処置2:6あり-副病:0-0 23 5.57 4.44 0.00% 78.26
060020xx9903xx 胃の悪性腫瘍-手術なし-処置1:なし-処置2:3あり-副病:0-0 12 4.00 6.69 0.00% 72.17
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上)-ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 12 4.83 4.59 0.00% 74.42
060035xx010x0x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍-結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等-処置1:なし-処置2:0-副病:なし-0 15.40
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍-乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等-処置1:なし-処置2:0-副病:0-0 9.99
結腸癌への対応が23人と最も多く、手術及び化学療法を行っている。平均年齢は78歳、平均在院日数は全国平均よりも約1日長い。胃癌は12人で、平均年齢は72歳と比較的若い世代の患者が多い。

整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折-人工骨頭挿入術 肩、股等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 35 60.09 26.42 5.71% 82.91
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。)-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 33 50.27 20.09 3.03% 84.94
070343xx97x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎-その他の手術あり-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 11 43.36 15.60 0.00% 74.18
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。)-人工関節再置換術等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 10 42.60 22.44 0.00% 79.90
070370xx99xxxx 脊椎骨粗鬆症-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 22.23
股関節・大腿近位骨折への対応が35人と最も多く、続いて胸椎、腰椎以下骨折損傷33人となっている。整形外科の疾患の平均在院日数は、全国平均に比して長くなっている。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 17 1 8
大腸癌 11 52 2 9
乳癌 1 8
肺癌 1 8
肝癌 11 2 6
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
初発例では、大腸がんが11例のみであった。また、再発例でも大腸がんは最も多い52人であり、ついで胃がん17例となっている。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 10.21 49.34
中等症 30.04 87.45
重症 12.01 81.62
超重症
不明
高齢者の重症肺炎は増加傾向にある。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 8 23.88 81.13 0.00%
その他 13 46.62 79.31 4.76%
脳梗塞治療では、迅速に治療を行うことがその後の患者ADL(日常生活動作)に大きな影響を与える。また、リハビリは、脳梗塞の合併症及び後遺症を防ぐために重要である。急性期医療の一部を担う当院は、脳梗塞の急性期期間の内科的治療後に、回復期リハビリ病棟にて、集中的にリハビリを実施しADLの改善を図っている。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード

外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 鼠径ヘルニア手術 10 1.00 2.60 0.00% 74.30
K7193 結腸切除術(全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術)
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術
K4763 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わない))
K4765 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術・胸筋切除を併施しない)
今回は実績がないが、腹腔鏡下胆嚢摘出術等も積極的に行っている。

整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(大腿) etc. 31 1.68 50.48 3.23% 82.13
K0821 人工関節置換術(膝) etc. 20 2.00 32.90 0.00% 74.65
K0462 骨折観血的手術(前腕) etc. 19 2.90 20.84 0.00% 67.42
K1425 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓切除) 16 1.31 34.56 0.00% 73.44
K0811 人工骨頭挿入術(股) 10 4.60 56.20 10.00% 78.20
骨折観血的手術(大腿)が最も多く、31件となっている。また、人工関節置換術や人口骨頭挿入術なども積極的に行っている。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一
異なる
180010 敗血症 同一
異なる 12 1.52%
180035 その他の真菌感染症 同一
異なる
180040 手術・処置等の合併症 同一
異なる
当院では、入院契機の原疾患と合わせて適切な治療を提供するために、血液検査等による診断が明確な場合のみ選択している。肺炎や腎盂腎炎、胆道系感染症等の重症感染症から敗血症に至り、在院日数が長期化することもある。
更新履歴
令和5年9月22日

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